毎週水曜日、部活が無いときは放課後の3-2では謙也専用の『エクスタ相談所』が開かれている。
そして本日ももちろん開催中だ。





「白石~、聞いてや~」
「はいはい、今日はなんや?」


内容はだいたいが恋愛関係。その中心人物はいつも決まっている。



「光とどーしても進展せぇへんのやけど!!」
「………俺が教えたったやつ、通じんかったんか?」
「……おん」


ガックリと二人で項垂れる。


「財前のやつ…、中々手強いなっ……。俺のプランBにも落ちんとは……」
「どーせ俺なんか、光の眼中やないんやー!!」


そう。
この『忍足謙也』は一つ年下の後輩、『財前光』に目下片想い中なのだ。


「う~……死にたい」
「そう落ち込むなや。また考えればえぇやん?」

くしゃ、と謙也の髪を触る。

「……ん」


「やっぱ告白するんがえぇんとちゃうか?」

それを聞いた途端、謙也は眉間に皺をよせた。


「絶対!嫌や!そんなんして嫌われたら、俺生きていかれへん!」
「気持ちは解らんでもないんやけど…」


つか大袈裟すぎやろ。光も大変やな~。



「でもな?告白されて意識するようになって、最終的には向こうからっちゅーのも多いんやで?」

まぁ、それは悪魔で男女の場合の話なんやけど。


「そんな保証ないやろ」
「そーやけど…」


それでも俺は財前みたいな奴にはストレートの方がえぇと思うんやけどなぁ。
下手な駆け引きするよりも。



「あああああああああああああああああ!!!」

「叫ぶな、叫ぶな」
「これが叫ばずにおれるかっちゅーねん!!」


椅子に片足を上げながら叫ぶ。


「そんな大声出しとって、もし財前が通りかかったらどうすんねん」

ため息混じりに最悪の場合を想像して言う。


「2年の校舎は逆やっちゅー話や!」
「あ、そう」

もう好きにさせてやろう。


「光が好きやーーーーーー!!!!!」



「あ…………!」
「は……………?」



白石の予測が的中した。白石と財前の目が合う。
もちろん謙也は顔面蒼白。


「ひ、ひか、る」
「え、……と………?」


二人とも固まる。
が、白石は他人事のように財前に話しかける。


「こっちに来るやなんて珍しいやん?」
「いや………、謙也さんと帰ろう思うたんですけど……」
「………………」


まだ固まっている謙也を余所に白石は席を立つ。


「じゃ、後は二人でなんとかしぃや?」

荷物を持ってドアに向かう。


「はぁ!?ちょっ…!!まっ、あ~………」

復活したのが少し遅かった。



「行ってはりましたね」
「おぅ………」


教室には二人っきり。






どーせぇっちゅーんや!



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wwwwwwいいね光謙ww

楽しいわあwww

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