「ん~っ、良い天気だな!」
「お~…」
古市はいつもの屋上で伸びをしながら男鹿に笑いかける。
男鹿もテキトーに返事をする。

今は夏だから俺もある程度日焼けしているのに関わらず、古市だけはいつも真っ白だ。
「そこら辺の女より白いよな、お前」
「あ~…、あんま認めたくねーけど、な」

古市は自分が色白なことを気にしている。
俺はそうは思わないけど。

「お前はその方が良いだろ」
「何で?」
不満げに俺を見る。
何でかなんて、そんなの決まってる。


「俺が好きだから、それでいいんだよ」


別段、真顔というわけでもなく普通に言われた。

「あー……、そう……////」
「?、古市?顔赤ぇぞ?」
「日に焼けると赤くなんだよ!!」
「ふーん」

コイツはいつもこうだ。
無自覚にそういうことを言ってくる。
俺がどれだけお前のことが好きかも知らずに。

「教室かえろーぜ」
「おー」
俺の後ろを男鹿が付いてくる。

「なぁ、おっ、が!?」

何かに躓く。
転ける!
そう思ったが何かに支えられ、転けることはなかった。

「なっ、に!してんだよ!」
「ごっ、ごめ!」

俺の腕を咄嗟に自分の方に引いたのだろう。
俺は引き寄せられるまま男鹿の腕の中にいた。

「サンキュ………」
「…………」

心臓がバクバクと脈うつ。
このまま離れたくないと思うのは俺のワガママだ。
何となく沈黙が続く。

「………男鹿?」
「……………」

男鹿は俺を抱き止めたまま動かない。
後ろから俺の肩に頭を乗っけ、そのままの状態で口を開いた。

「…………階段だったらどうすんだ」
「………ごめん」
抱きしめる力が強くなる。
「お前が傷付くの、嫌なんだよ」
「…………男鹿」

期待させるようなこと言うなよ。

「腕、離せ」
「すまん………」
そっと離してくれた。
俺は男鹿に向き合うと正面から抱きついた。

「っ!?」
「じゃあさ、」



「お前が俺を守れよ」





「!……/////」
一辺に色々ありすぎて、フリーズする。

「返事は………?////」
こっちだって照れるんだよ!


返事?
そんなの決まってんだろ?







「俺が一生守ってやるよ」

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一週間後くらいにはくっついてるんじゃないかな
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