いつも通り、昼飯食うために屋上に足を運ぶ。
もちろん男鹿と一緒だ。

「なぁ、男鹿」
「あ?」
好物のコロッケパンの袋を開けながら耳を傾ける。

「キスしねぇ?」

「……………」
コイツは今何を言ったんだ?
良く聞いてなかった。
もう一度聞こう。
多分……いや、100%聞き間違いだ。

「スマン、聞いてなかった。もう一回いいか?」
「…………キスしねぇ?」
あぁ、どうやら聞き間違いではなかったらしい。

「別にいいけど………どした?」
古市の顔に手を掛けながら一応聞く。
「いや、なんとなく……最近してなかったなー……って」
要は寂しかったんだろう。
そう思ったが口には出さなかった。
「まぁ、べる坊もいるしな」
天気が良いせいか、今は男鹿の背中から離れてコンクリートの上で寝ている。

「今は……べる坊寝てるし」
べる坊に視線を落とす。
「いーぜ。目、瞑れ」
「ん」
キスするのにそれはないだろ、と思ったが何も言わず目を瞑った。
「古市…………」
唇と唇を優しく触れ合わせる。

「ん………」
久しぶりのキスが心地良い。
啄まれるだけじゃ足りず、自分から男鹿の唇を舌で割って入った。
「!…………っ」

「ふっ………、…ん……っは」
積極的に絡ませてくる古市に驚いて動きがたどたどしくなる。
一方古市はと言えば男鹿の首に腕を回し、唇を深く重ね合わせてくる。

「ん………、おっ、が………ん」
「ふる、いち……っ」
今度は男鹿から古市の口内に侵入する。
「ふっ………!ん………」
「…………っ」
久しぶりのキスにお互い止まらなくなる。
が、

「お、が」
「?」
少し押し戻す。
そして男鹿の手を掴み、男鹿の前に突き出した。

「この手はなんだ」
「あー……つい?」
「ついじゃねぇ!どさくさに紛れて何処触ってんだ!」
さらにはボタンまでいつの間にか外されている。

「ここ外!べる坊もいんだぞ!?」
「はいはい、キスだけな」
「当たり前だろ…………」
「ん」



また甘い、甘いキスを繰り返す。


********************


甘いww
男鹿君を好きな古市書くの楽しいww

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