「……………」
あぁ、どうしよう。
俺は今、聞いてはいけないモノを聞いてしまった。


************


『……た、かゆ…き』




コイツが俺のことを名前で呼んだから、ビックリして寝ている男鹿をジッと見つめた。
内心ちょっとドキドキしたのは気のせいだ。

「男鹿……?」
少し近付いて顔を覗きこむ。
なんとなく男鹿の髪に触れてみたいと思い、手を伸ばす。

「意外と、柔らかいんだな」
何故か嬉しくなって何度も優しく触れた。
するとまた寝言が聞こえた。

「たか…ゆき…」

「何?」
返事をしてみる。
意味なんてないのに。
そして次の瞬間、俺の耳にはとんでもない言葉が届いた。


「好き……だ、か……ら」


「はぁっっっ!!!???」
思わずでかい声を出してしまった。
しかし男鹿は運良く起きなかった。


************(そして冒頭へ戻る)


「…………ん………」


「え…?マジで?」
男鹿が俺を………?
つーかコイツは一体どういう夢を見てんだ。

今は静かに寝息を立てているが、今後また何を言い出すか分からない。

「別に……嫌いじゃねーけど………」
そりゃあいつも意地悪ばっかしてくるけどたまに優しくしてくれるし……。
なんつーの?
ギャップ?
結構ジーンとクるんだよな。

それに危ない目に合ったら絶対助けてくれるし………。

「あれ?なんか俺結構、男鹿のこと好きなんじゃね?いや、気のせいだな」

ありえん。
第一俺は女の子が好きだ。
男鹿なんか思っくそ男だし。

依然、ベッドで寝ている男鹿を見る。
「男じゃん」
そう言って、自分も男鹿が転がっているベッドに座る。
また男鹿の髪を撫でながら呟く。

「コイツが起きたとき…、どういう反応すればいいんだよ………」









「返事、くれれば良い」

*******************

この後一週間くらいで男鹿君が古市を落とすんだと思います。
ふへへへへww
ベタなネタ楽しいですw

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