「あ」
「お前………男鹿のところの?」
「古市です………こんなところでどうしたんですか?東条さん」

たまたま寄ったコンビニの近くで思わぬ人物と遭遇した。

「暇潰し」
「俺は男鹿の家に行くんですけど………、ついでにアイス買ってこいって言われまして……」

マジムカつきますよ、と東条に愚痴をこぼす。
東条もふーん、と聞いている。

「お前って、いっつも男鹿の傍に居るよな」

なんとなく口に出してしまった。
単純にほぼ一般人である古市が、何故男鹿のような奴と一緒に居るのかと疑問に思ったからだ。
これは東条だけが思っている疑問ではない。
男鹿を知るだいたいの人が感じていることだ。

「男鹿とは………幼馴染みですから」
少し嬉しそうに笑う顔が可愛い、東条は胸にときめきを感じた気がした。

「それにアイツ、俺以外に友達っつー友達居ないんで。俺が傍に居てやんないと」

「そうか……でも、古市も男鹿が好きだから傍に居んだろ?」
ニヤ、と意地悪く笑ってみせる。古市は図星を指されて顔が熱くなるのを感じた。

「ちっ、違いますよ!誰がアイツなんか!!」
顔を真っ赤にして手を左右にブンブンと振る姿が可愛らしくて、つい手が出る。

「お前、可愛いな」

「へっ?」
頭を撫でられるも何の抵抗もせず、ジッと東条を見る。
「綺麗な髪してる、サラサラだし」
「と、東条さん?あの………」
上目使いで見上げる。

「………無自覚か」
「?」
「何でもねぇよ、悪かったな」
名残惜しい手を離す。
「もう行くんですか?」
「あぁ。バイトの時間だからよ」

そういえばバイト掛け持ちしてるんだっけ。
大変だよな……、この人も。

「古市、」
「?」

まだ何かあるのかと見上げると額に温かい温度。

「えっ…………?」

ポカンと間抜けな顔で固まっているうちに、東条は再度頭を何度か撫でて去っていく。

「じゃあな」

「あ、はい……………」
俺にはただ去っていく姿を後ろから見ていることしか出来なかった。

「何だったんだ?」
今も残っている、唇の感触のする額を押さえる。

今、ただ一つ言えることは……



「男鹿には絶対言えねー………」



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男鹿古←東増えろおおおおおおおおおおお

東条さんの片想い大好き!!

まじで増えろおおおおおおおおおおお
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