「ん……ぁ」
周りが明るくて目を覚ます。
視界の大半を占めていたのは大好きな恋人。

「あお……みねっち」
青がかった髪に手を伸ばし軽くすく。
まだ寝ているのか起きているのか分からないが、反応はない。

「……寝顔は可愛いのに」
なんで情事のときはあんな猛獣なんだろう。
別に鬼畜ってわけじゃないし、気持ち良いけど。

「そろそろ、起きないと………」
時計は8:00を指していた。
ベッドからスルッと抜け、風呂場に行こうとしたが何かに掴まれ足が進まない。

「どこ行くんだ」
自分を止めたのはやはり青峰。
「どこって………風呂?」
「ふーん………」
納得したのかと安心し、足を進めようとすると力強く引かれた。

黄瀬はそのままバランスを崩し、ベッドに倒れこむ。
「ふ、風呂って言っ、んっ、」
口を塞がれた。
もちろん青峰の唇に。

「まだ寝る」
「青峰っちだけ寝ればいーじゃないっスか!」
「うっせ……」
そのまま抱きこまれたまま転がる。
「…………っ」

え、えっ、えっ!!!

「黄瀬、頭だけ上げろ」
「えっ」
言われた通り宙に浮かせると下に腕を入れてきた。
いわゆる腕枕だ。

「っ!!??」
驚きすぎて声がでない。
青峰は空いた方の手で黄瀬の髪に触る。
「あお、みねっち?」

「寝る」
「………もういいっ寝る」

なんて、寝れるわけないだろ!?あんたいっつもこんなことしないくせに!!
しかも正面からって!
心臓がうるさいっス!!
つか絶対青峰っち俺がこんなになってんの気付いてるっしょ!?

「ぁ………」
いきなり後頭部を掴まれ、正面から胸板に押しつけられる。
やっぱり起きてた。

「…………え」
「…………」
押しつけられたところから聴こえてくる速い鼓動。

青峰っちも俺と同じ。
ドキドキしてるってことっスよね?
いつもと違い過ぎて怖いっス。




でも、幸せすぎて死ねる………



(これがギャップ萌えってヤツ?)
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