気持ちいい風に、晴れた空。
目の前には俺の大好きな人。
「あー……もう俺、青峰っちとバスケがあったら何もいらないかも……」
ギューっと抱き着いたまま甘えた声で言う。
青峰も抱き返してそれに応える。
「俺も」
その一言が妙に胸に染みる。
青峰がデレたからだ。
いつもはツンのくせにデレた。
「幸せすぎて死にそう////」
「あ、そ。黄瀬、キスすっか?」
甘い顔で微笑まれた。
「すっ、する!」
片頬に手を添え、唇を触れさせる。
いつものような濃厚なものではなく小鳥がつつくようなソレ。
「っ……」
「可愛い」
「っ///」
唇から離れて今度は頬に目に額に。
ちゅっと可愛いリップ音が続く。
優しいキスに身を任せくすぐったさに笑う。
「俺もう本当に幸せすぎて死ねる………」
「おーげさ」
ぷっと笑う。
「いやマジで。もう俺の青春全部青峰っちに捧げれるっス」
「ケチなこと言ってんな」
最後にもう一度唇にキスを落とした。
「どうせなら人生捧げろっつーの」
「…………そんなの………とっくに……」
「ぁ?」
「何でもないっス」
また抱き着く。
青峰は自分の顔の真横にある黄瀬の耳にキスし、声を吹き込む。
「俺に染まれよ」
「っっ/////////」
(青春、俺色)
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