石矢魔の女子は強い。
あの女王邦枝がまとめている烈怒帝琉は本当に強い。
今は引退しているが、それでも女子をまとめているリーダー的存在だ。
そんな女子たちを見ながら一言。
「どっかにか弱くて可愛い女子いねーのか?小柄で思わず護ってあげたくなるような子。」
「だよなー。性格も優しくてさ、脚が綺麗だったらもっといい。」
「そうそう!腰もくびれてて!」
「目がパッチリなのも可愛いよね」
「あとはやっぱ色白だろ!?」
「胸はでかすぎず、小さすぎずってのがいいわ」
「いや俺はCカップがいい」
「限定だな。俺は美乳派」
「髪サラサラもやばいわ」
「んで赤みが差した頬っぺとか?」
なんて話していた姫川・神崎・夏目・相沢・陣野(話し聞いてるだけ)・他男子。
男鹿は睡眠中。
ちなみに古市は寝坊したとかで遅れている。
女子はそんな男子達を遠巻きに『まじきめぇ』や、『だいたいそんな完璧なやついるわけねーだろ』など色々言ってる。
そして教室のドアが開き、嫌な笑顔を浮かべて入ってきたヒルダは男子達に言った。
「それなら居るぞ?」
「お、男鹿嫁!?」
「……………ん?ヒルダ?」
「ところで古市はまだか?」
「は?そんなことよりその完璧な女子は?」
「つか古市なら遅刻するっつってたぞ」
「お、おはようございばず!っハァッ………ハッ」
そう言った瞬間古市が駆け込んできた。
相当走ってきたのだろう、息が激しく乱れている。
ヒルダは床に崩れている古市を見下ろし、ペットボトルを渡してあげた。
「これをやろう」
「あ、ありがとうございます、ヒルダさん………っ」
ピンクの……なんのジュースかは知らないが、味はしない。
「ヒルダさん?これなんスか?」
見上げると、特別クラスのみんなが漏れなく固まっている。
あの男鹿でさえも。
しかもヒルダさんは妙にニヤニヤしていて怖い。
「????」
「古市」
「ふぇっ?」
男鹿が近づいてきた、そう思った瞬間。
胸を揉まれた。
「………………………え、」
「本物の乳だな」
「え、なに、コレ???え?は???」
もにゅもにゅと俺の体に付いているそれを揉みしだく男鹿。
「あ、の………え?ヒルダさん?」
「貴様は今は女、貴様が飲んだのは薬だ。今日から2週間、貴様は元に戻らん」
「は!?すみません!展開が急すぎて全く着いていけないんですけど!?つかテメェはいつまで揉んでんだ!」
「っで!ビンタしなくてもいいだろ!」
「う、うううううるさいっ」
クラスの男女全員が黙って二人を見ていた。
いや正確には女にされてしまった古市を。
そう、古市は圧倒的にそこら辺の女子より可愛かったのだ。
「………うぅ……なんで俺がこんな目に………」
か弱くて可愛い…………
小柄で思わず護ってあげたくなるような…………
目がパッチリ…………
色白……………
髪サラサラ…………
ちょっと赤みが差した頬………
男子制服のままだからスタイルはよく分からないが、かなりレベルは高い。
しかも古市は一般常識もあって尚且性格もいいほうに部類されるだろう。
邦枝さえも古市の可愛さに唾を飲み込んだ。
古市は弱い。
それは男のときはどうかと思われていたが…………
女となった今では話は別だ。
古市の雰囲気から出ている弱さは女の子らしいか弱さを醸し出し、まさに護ってあげたくなる女の子。
少し伸びた銀髪も古市の可愛らしさをよりよく引き立ててくれている。
「さて………古市、着替えに行くぞ」
「へ?何にですか?」
「決まっておろう?女子の制服にだ」
「え!あ、わっ………」
ヒルダは古市を軽々しく抱き上げた。所謂お姫様抱っこだ。
その光景が美しすぎてみんな見とれる。
金髪美人と銀髪美少女のこんな光景、滅多に見れるものではない。
「アランドロンはもう呼んでいる。一度貴様の家に行くぞ」
「へ!?/////」
ヒルダに姫抱っこされているという事態に嬉しいような悲しいような気持ちでいっぱいいっぱいだ。
その状態で教室を出るとアランドロンが待機していた。
「…………まじで着替えるんすか」
「ついでに言うと下着もな」
「えっ!?」
さすがにそれは、と抵抗しようとしたがすでにアランドロンの中で。
ペイッと中から出ると自分の部屋。
ヒルダは女子制服を取り出すと女物の下着と一緒に差し出した。
「とりあえず脱いで下着から着ろ」
「えっえっちょっ」
「仕方がない、私が直々に着替えさせてやろう」
「み゛っ…み゛ゃあああああああああああああ!!!!!!!!!!」
――――――――――――――――――――――――――――――――
しばらくしてヒルダが教室に入ってきた。
古市を抱えて。
「「「「………………!!!!!!」」」」
女子の制服に身を包んだ古市はさっきまで見えなかった部分まで見え、より男子の心臓を高鳴らせる。
「…………//////」
スカートからスラッと伸びる綺麗な足。
キュッと括れた腰。
おそらくCカップ(目測)の胸。
「おい男鹿、古市に手を貸してやれ」
「あ、あぁ………、つかなんでコイツこんなフラフラなんだ?」
「貧血だ」
「貧血?」
古市の腕を取り、軽く腰を引き寄せる。
古市は下から男鹿を睨んで顔を真っ赤にして言った。
「お、おおお前!俺はこれっ下着まで着替えさせられたんだぞ!?そんなんあれじゃん!!
どうしても女の子のあれやそれやが見えるじゃん!?こんな格好にされても中身は高校生男子なの!!」
つまり古市は鼻血で貧血になっていると。
やっぱり中身は古市だ。
「ま、とりあえず席座れ。荷物置いといてやったから」
「…………ありがと」
「え、なにいきなり素直になってんだお前」
男鹿が古市の手を引いて席に座らせてやると、立ったままの男鹿を見つめて古市は照れるように顔を赤らめて男鹿を見上げた。
「なんか…………女の子になって男鹿見たら、よっぽど怖く見えんだろーなって……………思ってたんだけ、ど…………」
「ん?」
「いつもより背が高く見える……男鹿が…………格好良く見えるというか………////」
「んなっ!!!!」
古市が顔を赤くしてそう言うとかなりの威力があるわけで。
男子全員が思った。
(((男鹿死ねばいいのに…………!!!!)))
「古市……………なんかいつもより素直で可愛いわ////」
「男にかっ、可愛いとか言うなっ!」
「今は女だろ?」
「……………バカ男鹿」
(くっそ………リア充爆発しろ!!!!)
「……………っ」
机の上に突っ伏した邦枝を介抱する寧々たち
真のライバルが明らかになったようだった。
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一日目終了~!!!!うわあ長い!!
でも楽しかった!!!
女体古市は多分理想の女の子になると思いますwww
というか私の理想wwww
こんな感じで続きを書いていきたいと思いますwww
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