*紫赤というか紫+赤?
*もしかしたらどなたかとネタが被っているかもしれない
僕は洛山高校に進んだ。数ある強豪校の中の一つ。
何故そこを選んだのかと聞かれても、正直よく分からなかった。
ただ、一目眼にした時理由もなく惹かれたのだ。
「赤ちん?」
「うん?なんだい敦」
「何考えてんの?」
「何も」
「…………ウソつきー……」
「そんなことより、今日はアルバムを見るんじゃなかったのか?」
WCで黒子達と対決し、勝負をつけた後に敦と約束した。
部活が休みの間だけ、中学の時みたいに一緒にゆっくり過ごして思い出話がしたい、と。
そしてアルバムを一緒に見ることになった。
過去を振り返る必要はないから振り返ったことはなかったけれど、WCも終わった今、どうしても見たくなったんだ。
でも一人では何となく見るのは怖くて、敦に頼んだ。
「赤ちんめちゃくちゃアルバム持ってるね」
「…………写真を入れるだけ入れて見返したことはないが」
「それでも今まで取っといたの?」
「高校に入ってから棄てるつもりだったさ」
進学先が分かれたその瞬間から敵同士となった。
だから甘さが出ないように思い出ごと全て棄てるつもりだったんだ。
かつての大切な仲間もコートでは思い出ごとシャットアウトされ、もう仲間として接してやれない。
それが酷く嫌だった。
「………………」
アルバムを一枚捲れば皆が練習している姿がそこにあった。
テツヤのパス練に真太郎のシュート練、面倒くさそうにDF練をする敦。
二人で毎日のように1on1をする青峰と黄瀬。写真の中の彼等はあの時のままそこに居た。
「懐かしー……けど、赤ちん写ってない」
「当然だろう。これを撮っていたのは全部僕だ」
思い出や過去には興味なかった。
けど、気が付けば彼等のいい表情を見つける度シャッターをきり、カメラを持ち歩くようになった。
僕は彼等を自分の中にとどめておきたいと思っていたのだろうか。
「あ、赤ちん見っけ」
「………え」
「ほら、これ皆で全中前に集合して撮ったやつじゃない?」
「あぁ、そうだな」
『キセキの世代』が唯一全員写っているただ一つの写真。
白をベースとした布地に青のライン、何色にも染まる白、帝光の文字が入ったユニフォーム。
全員がそれを身に纏い、戦ってきた。
!
……………………あぁ
そうか。
眼を細め、自傷するように口元に笑みを浮かべる赤司を見つめると、ポツリと溢した。
「…………色、が」
「色?」
白をベースとした布地に青のライン、何色にも染まる白、帝光の文字が入ったユニフォーム。
に、よく似た、帝光ではなく洛山と入れられたユニフォームを見て惹かれた。
何色をも受け入れるこの色なら、また彼等と同じ絆を創れるのではないか、と思ってしまったのかもしれない。
なんて愚かなことだろうか。誰にも誰かと同じ絆を創るなど出来はしないのに。
実際、新しく出来た絆は彼等とは全く別のモノで。
けれど彼等とは違う意味で心地良いモノだった。
信頼出来る仲間になった。
……………結局、
『キセキの世代』に一番執着していたのは――――――………………
「…………僕、か……」
「?、……赤ちん………泣いてんの?」
泣いてなどいないよ、敦。
僕は今笑っているだろ?
「…………お前は、僕や大輝、テツヤ、涼太、真太郎をどう思う?」
アルバムを閉じて、紫原に問いかけた。
テツヤに聞けば色々考えた末、答えてくれるだろうが敦は違う。
ただ思うことをそのまま伝えてくれる。
子供のようだと、幼稚だと人は言うかもしれないが、素直だからこそ一番信用できる。
「んー………一緒にバスケするのは好きだったけど」
「……そうか、好きか」
「赤ちんは?」
「…僕は……………好きなんだろうか」
「?」
「この執着は、そう呼べるようなモノじゃない。そんな綺麗な言葉では表せない」
もう戻らない、輝いていたあの時。
一人の覚醒から全てが終わった。
キセキは二度起こらない。
だからこそ、もう一度キセキが見たくて洛山に入った。
「赤ちん」
「うん?」
「俺の前では泣けばいいよ。誰にも言わないし、見ないから」
「…………敦には……敵わないな」
大きな手が大きな胸板へと赤司を優しく押し付け、空いた腕で抱き締めた。
「泣いても、いいよ」
「……………っ」
僕は敦、テツヤ、大輝、涼太、真太郎達と出逢えたキセキに感謝したんだ。
キセキは二度起こらない。
それでも
彼等と出逢えた『奇跡』を
彼等と共に歩いた『軌跡』を
もう一度、と
望んでしまったんだ。
――――――――――――――――――――――――――――――――
赤司様が実は一番『キセキの世代』に執着してるんじゃないかと。
洛山ユニと帝光ユニが似てるのに気付いてそう思いました。
むっ君は赤司が唯一素直な感情を出せる相手だと萌える。
というか私の紫赤は基本的にこんな感じ。
授業中に思いついてガッと1日で書き上げたので大分荒い文章ですが満足です。
ネタが降臨した瞬間書かずに居られなかった・・・・
*もしかしたらどなたかとネタが被っているかもしれない
僕は洛山高校に進んだ。数ある強豪校の中の一つ。
何故そこを選んだのかと聞かれても、正直よく分からなかった。
ただ、一目眼にした時理由もなく惹かれたのだ。
「赤ちん?」
「うん?なんだい敦」
「何考えてんの?」
「何も」
「…………ウソつきー……」
「そんなことより、今日はアルバムを見るんじゃなかったのか?」
WCで黒子達と対決し、勝負をつけた後に敦と約束した。
部活が休みの間だけ、中学の時みたいに一緒にゆっくり過ごして思い出話がしたい、と。
そしてアルバムを一緒に見ることになった。
過去を振り返る必要はないから振り返ったことはなかったけれど、WCも終わった今、どうしても見たくなったんだ。
でも一人では何となく見るのは怖くて、敦に頼んだ。
「赤ちんめちゃくちゃアルバム持ってるね」
「…………写真を入れるだけ入れて見返したことはないが」
「それでも今まで取っといたの?」
「高校に入ってから棄てるつもりだったさ」
進学先が分かれたその瞬間から敵同士となった。
だから甘さが出ないように思い出ごと全て棄てるつもりだったんだ。
かつての大切な仲間もコートでは思い出ごとシャットアウトされ、もう仲間として接してやれない。
それが酷く嫌だった。
「………………」
アルバムを一枚捲れば皆が練習している姿がそこにあった。
テツヤのパス練に真太郎のシュート練、面倒くさそうにDF練をする敦。
二人で毎日のように1on1をする青峰と黄瀬。写真の中の彼等はあの時のままそこに居た。
「懐かしー……けど、赤ちん写ってない」
「当然だろう。これを撮っていたのは全部僕だ」
思い出や過去には興味なかった。
けど、気が付けば彼等のいい表情を見つける度シャッターをきり、カメラを持ち歩くようになった。
僕は彼等を自分の中にとどめておきたいと思っていたのだろうか。
「あ、赤ちん見っけ」
「………え」
「ほら、これ皆で全中前に集合して撮ったやつじゃない?」
「あぁ、そうだな」
『キセキの世代』が唯一全員写っているただ一つの写真。
白をベースとした布地に青のライン、何色にも染まる白、帝光の文字が入ったユニフォーム。
全員がそれを身に纏い、戦ってきた。
!
……………………あぁ
そうか。
眼を細め、自傷するように口元に笑みを浮かべる赤司を見つめると、ポツリと溢した。
「…………色、が」
「色?」
白をベースとした布地に青のライン、何色にも染まる白、帝光の文字が入ったユニフォーム。
に、よく似た、帝光ではなく洛山と入れられたユニフォームを見て惹かれた。
何色をも受け入れるこの色なら、また彼等と同じ絆を創れるのではないか、と思ってしまったのかもしれない。
なんて愚かなことだろうか。誰にも誰かと同じ絆を創るなど出来はしないのに。
実際、新しく出来た絆は彼等とは全く別のモノで。
けれど彼等とは違う意味で心地良いモノだった。
信頼出来る仲間になった。
……………結局、
『キセキの世代』に一番執着していたのは――――――………………
「…………僕、か……」
「?、……赤ちん………泣いてんの?」
泣いてなどいないよ、敦。
僕は今笑っているだろ?
「…………お前は、僕や大輝、テツヤ、涼太、真太郎をどう思う?」
アルバムを閉じて、紫原に問いかけた。
テツヤに聞けば色々考えた末、答えてくれるだろうが敦は違う。
ただ思うことをそのまま伝えてくれる。
子供のようだと、幼稚だと人は言うかもしれないが、素直だからこそ一番信用できる。
「んー………一緒にバスケするのは好きだったけど」
「……そうか、好きか」
「赤ちんは?」
「…僕は……………好きなんだろうか」
「?」
「この執着は、そう呼べるようなモノじゃない。そんな綺麗な言葉では表せない」
もう戻らない、輝いていたあの時。
一人の覚醒から全てが終わった。
キセキは二度起こらない。
だからこそ、もう一度キセキが見たくて洛山に入った。
「赤ちん」
「うん?」
「俺の前では泣けばいいよ。誰にも言わないし、見ないから」
「…………敦には……敵わないな」
大きな手が大きな胸板へと赤司を優しく押し付け、空いた腕で抱き締めた。
「泣いても、いいよ」
「……………っ」
僕は敦、テツヤ、大輝、涼太、真太郎達と出逢えたキセキに感謝したんだ。
キセキは二度起こらない。
それでも
彼等と出逢えた『奇跡』を
彼等と共に歩いた『軌跡』を
もう一度、と
望んでしまったんだ。
――――――――――――――――――――――――――――――――
赤司様が実は一番『キセキの世代』に執着してるんじゃないかと。
洛山ユニと帝光ユニが似てるのに気付いてそう思いました。
むっ君は赤司が唯一素直な感情を出せる相手だと萌える。
というか私の紫赤は基本的にこんな感じ。
授業中に思いついてガッと1日で書き上げたので大分荒い文章ですが満足です。
ネタが降臨した瞬間書かずに居られなかった・・・・
スポンサードリンク
コメントフォーム