古市はヤるとき絶対に声を出さない。
必死に歯を喰い縛って口を手で押さえて我慢してる。時折くぐもった声を漏らすがAVみたいに喘がない。
俺は古市が顔真っ赤にして堪えてる顔が好きだし、口から押さえきれなかった声も好きだ。
だから今まで古市に声を出せと強要することはなかった。
してもよかったが、したらしたで古市が怒って二度とヤらせてくれねぇかもしんねぇ。
そう思ってた。
なのに
「んぁっ、あ!」
「え」
「あっ、今のは違っ」
古市の中を不意打ちで深く抉ると聞いたことのない甘い喚声が上がった。
しまったと口を塞いでいる、ということは声の発生源は目の前しかない。
「古市………今の」
「違うっ、そーいうんじゃないから!」
何がそんなにダメなのか、強く否定する古市の目には透明な膜が張っている。
泣きそうな古市に慌てた。 何故泣くのか分からない。
「何が嫌なんだ」
額に唇を落として優しく聞いてやると、古市は目を逸らして小さな声で教えてくれた。
「……………………キモいから」
「は?」
「キモいからって言ってんだろ!」
「キモい………?」
「……………」
どこがキモかったんだ?
そんな疑問がグルグルと頭の中を回り、さっきの声をリピートしてみる。
何度思い返してもキモいとかそういう嫌悪感は生まれない。
「俺はむしろ………可愛かったよーな……」
「は!?」
「いやだから可愛いって」
「ばっ、ばっかじゃねーの!?可愛いとかウソ言うな!」
「ウソじゃねー」
「っ、」
古市の手を片手でベッドに縫い付ける。
「キモくねーから、もっと聞かせろよ」
「………なに言って……ぁっ……ぅ……ん」
腰を緩く揺さぶると口を結び目を強く閉じ、声を出さないようにしている。
もう一度あの声が聞きたい。
いや、これから何度でも聞きたい。
あの俺にしか出せない声を。
一度聞いてしまったことに欲が出たのか、男鹿は古市を喘がせるために古市の弱い所を中心に攻め立てる。
「…………っふ…………ぅ」
「古市、声聞きたい」
「やっ、だ…………」
「古市…………」
顔をぐっと近付けると古市は弛く目を開き、潤んだ瞳で男鹿を見つめた。
キスしてほしいのだ。 古市は情事中どうしても声が出てしまうとき、キスをねだる。
これもキスしたいというサインなのは明白。だが男鹿はわざと唇が触れそうな距離を作った。
「………キスしてぇ?」
「……………」
この後にくる言葉はもう決まってる。
「キスしたかったら声聞かせろよ」
「…………………いやだ」
「何で。キモくねーし、つか興奮した」
「バカ…………」
「古市………」
「んっ………ふぅ…ん」
力を吸い取られるように口内を貪られ力が抜け出ていってしまう。
意地が悪いことを言っていても結局は古市が求めていることをするのが男鹿だ。
「っ……………しないんじゃ、なかったのか」
「なんか、古市君の顔見てたら俺のがしたくなった」
頭を掻きながら照れ臭そうに表情を崩す男鹿に胸が締め付けられた。
俺が好きだから我慢してくれてんだよ、な………
でも羞恥心が勝ってて……あんな声を出してしまう自分が情けなくて…………
「男鹿……マジでキモくない?」
「可愛いしエロかった」
「……………聞きたい?」
「もっと聞かせろ」
優しくキスされて、撫でられて愛されてるなと思えたらもうどうでもよくなった。
恥ずかしいのは最初だけ、と暗示を掛けながら男鹿の背中に手をかける。
少々驚いた顔をしていたが直ぐに古市なりのサインだと気付き抱き返す。
「いつもより……気持ち良くしてやる」
「おまっ…………ほんとバカ」
腰を突き動かされてからは甘い喘ぎが部屋に充満した。
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結構ベタネタだけど楽しいです。
大宙さんの喘ぎ声を聞いてからもう可愛すぎてぺろぺろしたいです
小西×大宙が美味しすぎるww
なのにコニダイCD一枚しか出されてないという事実・・・・・・・・・・
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