「………………」






いっつも思うんやけど。光にメール送っても9割りがた返信されん。
多分面倒くさいとかそんな理由なんやろうけどな。返ってきたと思ったら二文字やし。

「あんま……………、好かれてへんのかな……」

なんや哀しいわ……



なんとなく悔しくて。こんなメールを送った。





『好き』





溢れんばかりの『好き』をたった二文字で表すのは嫌だけど。何て返してくれるのか知りたくて。


「……………………」

一分経過。



「………………………」

五分経過。




「………………………」

十分経過。




「………………………」

三十分経過。




「………………………」

一時間経過。





「…………ひ、っかるの!あほー-----!!」



なっに無視しとんねん!空気読めや!!!


「もー怒った!」

最終手段!電話や電話!!文句言ったる!




「もしもし!?俺や俺!!!」

「………オレオレ詐欺やったら切りますけど……」


紛らわしい。


「忍足謙也っちゅー話や!」
「………なんスか?謙也さん」


あのメールを見ているはずなのにこの態度。


「なんでいっつもメール返してくれへんの?返ってきても大抵二文字やし」
「あんたは俺の彼女か」
「いや彼女やあらへんけど一応付き合っとるやん!?」

なんやコイツ!めっちゃ腹立つ!
付き合うとる思てたんは俺だけか!!

「……俺は一々メールなんか返さへんでも通じるんやないかって思うとったんやけど」
「え………、でも分からんこととかあるし………」

あれ?なんや光は以心伝心みたいなん俺に望んどったんか?
光の頭の中とか一番分かりにくいねんけど!?


「返信、必要なんスか?」
「ま、あ………ある程度は………」

ふぅ、と電話越しに溜め息をつかれた。

「じゃ、ちょっと切ります」
「え?ちょ、待っ!!」



ブツッ!
ツーツーツーツーツーツー



切られた。



「………………」

少し固まっていると携帯が鳴った。

ピロリーン♪



「メール………?」



開くとそこには…………………







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タイトル:さっきの返事
―――――――――――――――
本文:俺も


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いつもと変わらないたったの二文字だが今日の二文字は俺を嬉しくさせた。


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