授業中黄瀬からメールが来た。
何だと机の下でそっとケータイを開いて見てみると本文には何も書いていない。
空メールだ。おそらく嫌がらせか暇つぶしのどちらかだ。

「………………………」

俺は特に何も考えず普通に返信した。

その授業中、黄瀬からの返信はなかったためおそらく見ていないんだろう。
授業が終わりHRも終了し、帰りの仕度をしていると黄色い頭が視界に入ってきた。


「青峰っち!一緒に部活行かないッスか?」
「んぉ?おーいいけどちょっと待て」

今までダラダラと仕度をしていたせいか、他の人はそれぞれ部活に行ったり帰宅していたりと
青峰だけが残されていた。そしてふと思う。

そーいや………コイツメール見てねーのか?


「なぁ黄瀬、メール見た?」
「え?見てないッスけど……待って」

今見るから、とケータイを開くと飛び込んできた文字に固まる。
そして顔を真っ赤にして叫んだ。


「ばっ、ばばっっばっかじゃねぇの!!?ばっかじゃねぇの!!!??」

「何が」
「いや、アンタが何書いてんスか………!!」

突きつけられたケータイにあるのは『愛してる』の文字。
意味分かんねー!!と顔を背けながら言う姿は可愛くて。
つい言ってしまった。


「そんなん、お前からの空メールの中の空白の部分を読み取った結果、
お前からの愛の言葉しか感じ取れなかったから俺も愛を返してやったんだろーが」

「どんな深読みッスか!?嫌がらせに決まってるっつの!!」
「とか言いつつメチャクチャ嬉しそーじゃん」
「う、うるさい………!!」


顔真っ赤、本当素直だよな。
可愛いヤツ。


「部活行くんだろ?早く行こーぜ」
「誰のせーでこうなってんスか……………」

鞄を肩に引っかけて教室を出ようとする青峰についていくと、青峰の足がちょうどドアで止まった。


「あ、そーだ黄瀬」
「何………、………っ!」

振り返った青峰に触れるだけのキスをされる。
ちゅっ、と音を立てて離れた唇に目を奪われながら、一瞬で赤に染まった。


「最近してなかったからな。行くぞ」

そう笑った顔が嫌に可愛くてどうしようもなくなる。


「ほんと…………ばっかじゃないッスか」




青峰の手に自分の手を伸ばし、小指同士を絡ませた。

――――――――――――――――――――――――――

実はこれ実録ネタ(笑)
青峰→私
黄瀬→友達
私と友達のを青黄仕様にに色をつけまくってみた(笑)
深読みの下りまでは本当。
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