ああ、三日目。


なんて皆の視線が痛いんだろう。




「あっ、あの!」


ガタッと席を立ち上がり文句を言おうとしたのだが…………
男達のデレッとした顔が気持ち悪くてならない。お前等顔の筋肉何処にやったんだ。


「んー?どーしたんだ?」


「い、いえ…………何でも無い、です」


あああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!
キモいキモいキモいキモいキモいキモいキモい!!!!!!!!

男鹿の野郎早く帰って来やがれ!何処までジュース買いに行ってんだ!!


「よぉ古市。モテモテだな」
「ヨーグルッチいるか?」

珍しく一緒に登校してきた姫川と神崎に軽く頭を下げる。
モテモテは無視。


「先輩達って仲良いですよね」
「は?古市、目悪くなったんじゃねーの」
「俺とフランスパンが仲良いとか、大丈夫か」

「まぁ何でもいいんですけど」


やはり周りは変わらず自分から目を反らさない。本当に気持ち悪い。
何が悲しくてむさ苦しい男共にモテなくてはならないのか。


「にしても古市、マジ可愛いな」
「この学校で一番じゃね?」
「いやいや、邦枝先輩達には敵いませんよ」
「同じくらいだろ」
「それにお前弱いからなー、周りからしたら手、出しやすいから気を付けろよ」

「へ!?」

「大丈夫大丈夫。そんときゃ、俺が守ってやる」
「パンが何言ってやがる」



「……………ぁ」


「んぉ?」

教室に入ってきたのは元石矢魔最強、東条英虎。
無類の可愛い物好きだ。そして古市も例外ではない。



「古市………何か縮んだんじゃねーのか?可愛いな」

「まぁ縮みましたけど………東条さん頭取れそうです、痛いです」


いい加減、力加減を覚えてから人の頭に触ってほしい。なんでこの人はこうなのか。
しかもまず俺が女子の制服着てることについて何か言いましょうよ。
この人には言っても言わなくても変わらない気がするんだけどね。

でも一応言っといたほうがいいか。


「いやぁ、実は俺今女の子なんですよー………ははは」

「ほぉ…………まじか、どれどれ」


「はっ!?」


この感覚デジャヴュ!!!ちょっ、まじか!
恐る恐る東条の手を見ると揉んでいた。

何をって?女の子のソレだよおおおおおおおお!!!!!!!


「うにゃあああああああああああ!!!!!!!」

「お~、マジだ。柔らけーな」

「ちょっ、東条さっ!止めて下さっ…………」
「おいコラ東条てめぇ、俺の古市に何してやがる」

「よぉ、男鹿。古市柔けーな」


「やっ、ほんとっ離し………ひゃわっ」

東条から取り返すように男鹿に後ろから抱きすくめられた。
お腹に回った逞しい腕と密着した体温に頬が熱い。


ああっ、烈怒帝瑠の皆様見ないで下さい!
邦枝先輩!!!なんで俺をそんなに睨んでいるんですか!!!
不可抗力ですから!別に男鹿の強引なとこ格好良いとか思ってませんから!!!


「古市女になってから前より細くなってんな」
「あんま触んなばかっ!」
「そっ、そうよ男鹿!!いくら相手が古市君でも今は女の子なんだから!」

とか言いつつ何で俺を睨んでるんですか。
俺が悪いんですか。


「そして東条さんは何で俺の手にキスしてるんですか」
「んー、綺麗な手してんなって」
「古市!俺はダメなのに東条はいいんか!」
「誰もそんなこと言ってねえだろ!?」

「古市君……………」

「邦枝先輩誤解です!!!!」



男のときもなんとなく感じてたけど、女の子になったからってすっごいあからさますぎじゃありませんか!!??

怖いです! !!!しかも烈怒帝瑠の皆さんまで睨んでくるしー!!!



「も、もうやだぁ!助けてください先輩!」


今まで榧の外だった姫川達の後ろに隠れる。半ば涙目で訴えてくる古市に頼まれれば断るわけもない
姫川と神崎は古市を囲うようにして庇った。古市はまさか本当に助けてくれるとは思わなかったため少々驚いた。

多分これも女の子効果なんだろう。

なんかちょっと便利かも………………?



「おいテメェ等のせいで古市が困ってんだろが!」

「古市、俺が守ってやる!」
「あ゛あぁあ゛!!??俺が守ってやんだよ!!!」

「フランスパンに何が出来んだこらぁ!!!」

「表出ろやああ!!!」


「…………………」


うんやっぱりこうなるよね!



「もうやだこのクラス…………!」


「オーッス!お前等何騒いでやがんだ?」


「早乙女先生!」
「誰だお前、可愛いな」

「んに゛ゃああああああああああ!!!!!!!」


またしても揉まれる俺の胸!何でこいつらこればっかなの!?
そんなに女の子に飢えてんの!!?
つーか、オッサンの手つき一番エロイよ!!なんだこれえええぇぇぇぇ!!!!!



「やっ…………………!」
「良い声出すじゃねぇか」

「やめろこのセクハラ野郎!!」
「禅さん!!さすがにそれは駄目だ!」


「同じことしてたくせに何言ってるのよ!」


邦枝に頭を叩かれる二人を横目に、早乙女の手から逃れるとヒルダの後ろに隠れた。
今この場所においてヒルダは一番安全な所だからだ。


「ヒルダさん、助けて下さいっ」
「モテモテでよいではないか、何が不満だ?」
「全部不満です!何処に男にモテて嬉しい男がいますか!!!」
「なんだ、てっきりお前は男専門かと思っておったわ」

「いやおかしいでしょ!?確かに男鹿とは………その、付き合ってますけど………!!普段は女の子が好きです!」

「男鹿と………付き合ってるんだ?」


「ひっ!邦枝せんぱっ……!!」


「そうよね、古市君は可愛いし弱いから男からしたら守ってあげたくなるわよね。どーせ強い女はお呼びじゃないんでしょ!?」

わあああっ、と廊下に走り去って行った邦枝の後を追って、烈怒帝瑠も教室からいなくなった。


「うぅっ…………女の子があぁっ!クラスの華達があ!」


「「「「古市がいるじゃねぇか」」」」


「黙れぇ!!本当黙って下さい!!!」


何で俺相手にそんなデレデレしてんの!!??



おかしくない!?





もうやだこのクラス!!!!!


―――――――――――――――――――――――――――――

私も古市の乳揉みたい。
とりあえず禅さんそこ変わりませんか!!!???ww

つーか私の中の虎がなんか最近古市にべたべたしすぎだと思うんだww


手にちゅーは駄目だよ。
虎がちゅうして許される場所はおでこだけですw


ちなみに三日目はみんなにデレデレされて困る古市と、乳揉まれる古市と、烈怒帝瑠と邦枝先輩に睨まれる古市が書きたかったんですww


四日目は・・・・・・・・・・・・・・・どうしようかなww



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