クリスマス前日…………

明日のプレゼントどうしよう。



「………………」

いくら俺でもさすがに恋人になって初めてのクリスマス。
プレゼントくらいやってやったほうがいいのかなって。
いや!!正直寒いとは思うけどね!!!
男同士でクリスマスプレゼント!?きゃーキモーイって言われるのぐらい分かってるから!!

で、でもさっ、こういうのって大事じゃん?恋人同士のイベントって男女だけのものじゃないしっ!
1ミクロンくらい楽しみにしたっていいじゃん!
本当はプレゼントで悩むのもちょっと楽しんでるし!



「プレゼントマジどうしよ」

アイツの欲しいモンっつったらコロッケだよなぁ……………
いやぶっちゃけ誕生日とかなら良いと思うけどクリスマスにコロッケはねぇわ。
色気無さすぎだろ。

喧嘩……………もダメ。



「あとは…………」


俺、か。


「いやいやいや!!早まるな俺!!さすがに自分に引いたわ!!」

でも…………コロッケと喧嘩以外とか俺しかなくね?
え。
嘘ぉ、マジで? あ、もう面倒くせぇしやるか!
俺あげればいんじゃね? うんうん大丈夫!!



「…………………………」

あぁ、何かもう死にたい。
自分で勝手に盛り上がって『プレゼントは俺ダゾ☆』とかちょっと思ったけどさ……………
何で俺こんな顔熱ぃの。 絶対赤いよ。
一人百面相だよ。



そしてごめんなさい俺嘘つきました。
本当はプレゼントもうほとんど決まってるんです。
クリスマスプレゼントって聞いたときから




時は遡り一年前。



『なぁ男鹿、好きな子と過ごすクリスマスってどんなのだろうな』
『あ?知らねぇよ』
『えー………そこは妄想膨らませろよ。やっぱ俺はロマンチックに演出してーな!』
『ふーん』

『男鹿もちょっとは女の子に興味持てよ』
『女なんか嫌いだ。泣くし怒るしゴリラだし』
『お前最後の美咲さんのことだろ。殴られるぞ』
『別にぃ』

『あ、じゃさ!男鹿に好きな子がいるとして、その子からプレゼント貰えるとしたら何が欲しい?』
『んー…………』
『ほらっ、好みの子想像してその子から何貰ったら嬉しい?』
『好きな奴から…………か』

『何で俺のほう見んだよ』
『別にぃ』

『?』



『まぁでも、そーだな……………

俺はそいつ以外要らねぇからプレゼントはそいつが良い』







「あれ、今思えば俺のこと欲しいって言ってたんだよな………」

あの頃より前から好きだったらしいから。
男鹿もたいがい恥ずかしいよ。
クリスマスって思うだけでアイツの言葉がリピートすんだから。
俺あげたら一番喜ぶわけだからあげたいって思うし……… その分羞恥心が弾けそうだけどね。
だってそういうの男鹿にするキャラじゃないし。

っていう葛藤を胸の中にしまって俺以外を考えてたわけですよ。


「………………//」
顔が火照ってきたじゃねぇか……




「ふっるいっちくんっ!」
「ぎゃああっ!!!………男鹿っ」

何勝手に俺の部屋っ、つか家に入ってきてんだよ!!!
男鹿は俺の心を読んだように笑顔で答えてくれた。


「ほのかに言ったら普通に入れてくれたぞ」
「ほのかぁっ…………」

「んで古市は何してんだ」
「べ、別に…………っ何でもねぇよ」
「俺も別にどうでもいいんだけどな」
「どうでもいいのかよ」


人が散々羞恥心振り撒きながら悶々としてたってのに…………!


男鹿は古市のベッドに座ると寝転んだ。
古市は溜め息をつきながら男鹿に家に来た理由を尋ねてみると腕を引っ張られ強制的に近くに座らされる。
相変わらず強引だ。



「プレゼント」

「へ」

「プレゼント今日渡していーか」


プレゼント……………クリスマスプレゼントのことか?
今日って…………


「何で?」
「今日イヴだろ?明日がクリスマス当日」

「明日くれればいいじゃん」
「イヴとクリスマス跨ぎてんだ」
「意味不明なこと言うな。つか何くれんの?っぅお!!」

体がまた急に下に引っ張られ、ガクンと体が男鹿の上に乗っかる形になった。
至近距離で男鹿の鋭い三白眼に見つめられ、不覚にもドキドキする。



「プレゼント、俺」



「………………」

お、おぅ……………?
プレゼント…………俺、おれ、オレ?
え、えええええええええっ


「お前一年前言ってたじゃねーか」
「何を?」




『俺はそいつ以外要らねぇからプレゼントはそいつが良い』
『お!男鹿のくせに分かってんじゃねーか!そーだなぁ』

『俺も好きな人さえいりゃ、何もいらねぇわ』





「んだよ嫌なら別に………」
「嫌っていうか………」

覚えてたのかよ……………!
嬉しいけど………つか真顔で言うなよ!!!
あーもう男鹿馬鹿!!こっちが言いづらいだろが!!!


「ん?」

小首を傾げて顔を覗いてくる男鹿に体温が上がっていく。
体温が上がるのと同時に馬鹿みたいに俺のテンションも上がってて、クリスマスくらいいいか、と男鹿に自分から唇をくっ付けた。

「…………俺も

俺もお前と同じ………プレゼントだから…………」


「………………?」

「だからっ、俺をお前にやるっつってんだよ!」

「ふ、古市君…………マジか」
「大マジだ!……っぎゃ」

仰向けに押し倒されて、天井を背景に、男鹿が照れ臭そうに笑う。


「ありがとな」

「…………っ」

どんな顔をすればいいのか分からなくて両腕で赤い顔を覆う。
男鹿はやんわりと古市の両腕を掴み、顔の前からよけさせた。
にぃっ、と笑うと古市の耳元で鼓膜に刺激を与えるように低く呟いた。


「今日は泊りでいいよな?お前の全部、愛したい」

「………………ん」


男鹿の背中を優しく抱き締めた。





俺を愛して、と

――――――――――――――――――――――――――――

つまり二人は聖☆性夜を過ごすわけですねwww分かりますwww
ごめんなさい。

なんか書いた自分がこれ恥ずかしいんだけど・・・・・・
だってこれ俺とお前をプレゼント交換的な感じじゃないですか・・・・
自分キモイ・・・・・・・
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