*①とは違って高島先輩が格好いいです注意報。
ということでやって来ました、石矢魔。
「古市ぃ!!!!」
古市の教室のドアを勢いよく開けた。ちなみにクラスはさっきそこら辺にいるやつに聞いた。
中に入ると明らかに嫌そうな顔をする古市。と柄悪い連中。
「おい、アイツ西校の高島じゃね?」
「古市のやつ何やらかしたんだ?」
「おもしれー」
とこっちを見て話しているようだがそんなの知らん。
「屋上行くぞ」
「っ、ちょ、ちょっ!なんスか!」
「いーから来い!」
腕を引っ張られ無理矢理連れていかれる。
廊下を歩いているうちになんだなんだと付いてくる不良たち。
「西校の高島とやり合うらしいぞ!見に行こうぜ!」
と。
本当に喧嘩したら絶対に俺が負けるに決まってる。そんなこと高島だって分かってるはずだ。
喧嘩でないとするとなんだ?つーか前、何か俺と話したい的なこと言ってなかったっけ?
それか?
屋上に連れられて行く途中からぞろぞろと俺の後ろから距離を取りながらついてくる不良達。
少し鬱陶しいが文句をいえるほど俺は強くない。後ろの連中を気にしていると高島が鉄の扉を開けた。
そして古市を屋上の中央付近に連れていき、石矢魔の野次馬達が見ている前で
土下座、した。
「すまん!!!!」
「は?え、ちょっと高島!!?」
古市は目の前の光景を疑った。思わず先輩付けを忘れてしまうくらいに。
今まで自分を散々痛め付けていた相手が土下座までして謝ってきたのだ。
驚かないはずがない。
古市と同様に見物に来ていた不良達も目を丸くして二人の様子を見ていた。
「なんだアイツ!!西校の高島を土下座させたぞ!!!」
「高島先輩止めてください!!」
「今までひでぇことしてきたのは分かってる。……だからこの通りだ、許してくれ!」
「いや謝ってもらえたなら別に…………っだから顔を上げて、立って下さい」
「いい、のか」
「そのままだと俺が困ります」
「…………古市」
「ぅわっ………」
言われて立ち上がった高島はそのまま古市を抱き締めた。
それにまた周囲はざわめく。
古市は引き剥がそうと高島の胸板を押し返すが、非力が災いして離れさせることは無理だった。
「好きだ………古市、好きだ」
「…っ………っ!?」
「付き合え」
「な…………っ」
「恋人になりてぇっつったら分かるか」
高島の言葉に目をパチクリさせ、しばらく固まっていたのだが次第に顔が熱くなる。
高島に抱き締められているせいで高島のやたら速い鼓動が伝わってくる。
一大決心の告白。
恥もプライドも捨ててただ古市に自分の気持ちを伝えたかった。
無理なのは重々承知だ。
「古市が好きだ」
「でも俺………男鹿が」
「俺も守りてぇんだ、男鹿みたいに。今は………今までの分までお前を大事にしたいっつーか……」
「…………そういうのは女の子に言ってあげたほうが喜びますよ」
「女よりお前のが危ねぇ」
「男鹿と同じようなこと言わないでください。あとそろそろ離して欲しい」
さすがに周りの目が気になり始めた古市が言うと、簡単に離れてくれた。
周りがヒソヒソと
『西校の頭と古市出来てたのか?』
『いや、でも古市は男鹿の野郎と出来てんだろ?じゃ三角関係ってやつ?』
なんて話している声が聞こえるが無視だ。 高島は周りも気にせずに続ける。
「お前の傍に居てぇだけだっつーのは嘘になんだけどな」
「……………」
「本音は男鹿じゃなくて俺の隣にいろって連れていきてぇけど……、男鹿に勝てねぇ俺じゃ守れねーの分かってんだよ」
「すんません………」
「謝んな。つーか今日男鹿いねーんだな」
「あー………サボりっす」
「そんなんでちゃんと守れてんのかよ」
「や、アイツ俺がピンチのときとか絶対来てくれるんで大丈夫っす」
「んな笑顔で言うなっつの」
高島に髪の毛をかき混ぜられる。
それが以前なら嫌だったんだろうが、今は警戒心が解けてただ自分を可愛がってくれる先輩という感じ。
「なぁ、一応聞くが付き合ってくんねーの」
「俺は男鹿しかダメなんで」
「そーか、じゃ帰るわ。また今度どっか二人で行こうぜ」
「男鹿に見つからなかったら、でお願いしたいっすね」
ははっと軽く笑った。
高島は帰り、石矢魔も一応静まったのだが次の日。
男鹿の耳に高島のことが入り、問い詰められ襲われたのはいうまでもない。
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初高古wwwどうだったでしょうかww
高島先輩は古市の前では格好いいんです。
ちなみに古市はある意味石矢魔で一番強いよね。
だってあの男鹿を従えれるんだもの。
男鹿の中のモンテスキュー的存在だもん。
裁判長だもん。
きっと怒ったら男鹿ちゃんも土下座させれるよw
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