今は中学二年。
中学に入ってからというもの、喧嘩を売られることが多くなった。
そして喧嘩が増えるだけ古市が巻き込まれることも多くなるわけで。
男鹿がどれだけ護っても、怪我をすることだってある。
そして今日は―――――――――――
敵方がナイフを持っていた。
「古市、大丈夫か?怪我ねぇ?」
「……………」
さすがにナイフは初めてだった。
地べたに座りこんだままの古市を立ったまま見下ろす。
もしかしたらどこか刺されたのかと声を掛けると、見上げられた。
「た、立てない」
「あ?」
古市は男鹿の学ランの袖を掴み、すがるように言った。
「ビックリして、腰抜けて立てない……っ」
ドキッ
ん?ドキッ?なんだ今の……??
「ほらよ。立てるか?」
手を差し出すとしっかり掴んできた。
だが、
「うわっわわわっわああああああっ」
立ち上がった拍子に古市はバランスを崩して男鹿の上に倒れこんだ。
「ご、ごめっ……!大丈夫か男鹿………」
ドキッ
「まただ………」
「なにが」
古市のせいでなんか可笑しい。古市に見上げられただけで心臓が痛ぇ。
心配されて嬉しいとか。意味分からん。
あ?しかもなんか………さっきより古市が可愛く見える?
とうとう視力落ちちまったか。やっぱ夜遅くまでゲームはするもんじゃねぇな。
「男鹿?」
大きな目で見上げてくる様子は可愛いとしか言いようがない。
それを俺はなんとなく口に出してしまった。
「………可愛い」
「……………へ、は!?///////」
「さっきからお前見てたらなんか痛ぇんだけど」
「知らねえよっ。つか今なんて?」
「可愛いって」
「ななななっ/////ばかっ!」
マジで視力悪くなったか、コレ。古市が普通に可愛い。
「お前見てたらなんか心臓痛ぇんだけど。あと触りたい」
「ばっばばばばっばかっ!/////」
心臓痛いって!可愛いとか言ってくるし!
つかそれって恋なんじゃ………?
「んな訳ない!」
「ぅお?いきなりどした」
お前のせいだろ!!?
「男鹿のバーカ!」
「はぁ?」
なんで俺は男鹿なんかにドキドキしてんだ?
マジ最悪だ!
なんで俺は古市なんか可愛いと思ってんだ?
マジで視力落ちたかもしれん。
そして2つの恋が今、始まった。
かもしれない
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拍手に設置してたやつです。
中学男鹿古可愛いwww
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